6月から一人4万円の定額減税が始まります。サラリーマンは給料と夏期賞与の手取り額が増えて嬉しいところですが、この減税によって増えた分お金をどう使いましょうか?というのが今回のテーマです。
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◯とりあえずは「ふるさと納税」がオススメ!!
◯「楽天ふるさと納税」で楽天スーパーセールのときに納税する!!
岸田政権の物価高対策のキモである、一人4万円の大型減税が始まります。手取り額が増えた減税分、何に使いましょうか?
前から欲しかったものを一気に買う!結構でしょう。この減税も物価高対策の一環として実施されており、賃金向上・消費拡大の好循環を目指して実施されているものですから・・
しかし、ちょっと待ってください。パッとお金を使い、減税が終わり、のしかかってくるのは現実です。特にこの時期はボーナス支給もあり気が大きくなるときです。ここは減税分の戻りだけでも少し使い途を考えてみてはいかがでしょうか?

◯とりあえずは「ふるさと納税」がオススメ!!
「ふるさと納税」をされている方は多いでしょう。その概要・メリットについてはここでは詳細を省かせていただきますが、寄附金控除の限度額までなら実質2,000円の負担で、全国市町村各自治体から寄附金額の3割程度の特産物など「お礼品」が届く制度ですね。
その寄附金として拠出した金額から2,000円を引いた額が、翌年度本来支払うべき市町村民税(確定申告をされる方は総体金額は変わりませんが、所得税からも一部還付)から引かれるわけです。
つまり、ふるさと納税をしなければ、「お礼品」はなしで、その分翌年の税金は支払わなければならないのですから、「お礼品」だけでもいただいておいた方が(2,000円の負担で)おトク、ということになります。

ところが感覚とは不思議なもので、たとえば年間3万円を支払う場合、一度に3万円支払すると負担が重いなあ、と感じても、1年12ヶ月かけて毎月2,500円支払った方が負担が軽い、と感じてしまいます。
・少額でもコツコツ毎月積立すると最終的に大きな金額となる積立商品の重要性
・緊急に必要がない巷の定期購入商品なども、あれば便利だから「月々○○円だし安い!」と感じさせて販売する、というのは戦略である。
少額でも毎月支出の積み重ねはやがて大きなものになっていく、ということです。
このことを踏まえ、「ふるさと納税」も何れは払わねばならない税金ですから、せっかく定額減税で戻ってきたまとまったお金でお支払いしてはいかかでしょうか?というのが私の提案です。ふるさと納税をすればお礼の品の発注も地元企業に委託され経済も動くわけです。
「税金の支払いは税金で」
残った本来のボーナス・給料はその後有用な使い途をじっくり考えるのがよいと思います。このあたりは皆様の感じ方で違うところですから、一つの案です。
◯「楽天ふるさと納税」で楽天スーパーセールのときに納税する!!
さて「ふるさと納税」を実際にする場合、どのサイトですればよいのか。私のおススメは「楽天ふるさと納税」です。

おススメの理由
・楽天ポイントの威力がスゴい!
「楽天スーパーセール」の時に行うことを強くおススメします。ショップ買い回りするごとにポイント付与倍率が上がっていきますが「ふるさと納税」も楽天市場に出店する一般のお店と同様、1ショップに数えられているからです。
なので、ポイント倍率が通常時と段違いな「楽天スーパーセール」の時が狙い目なのです。ショップ毎に1つ1つ買い物して行くたびにポイント獲得倍率が1倍ずつ上がって行きます。ちなみにポイント付与額に上限がついており、以前のスケールからは若干縮小しております(R6年6月セール時で上限7,000ポイント)。それでもスゴい!!
以前の記事でもお話ししましたが、税金を払ってポイントがつくのはスゴい!!さらにもらったポイント(期間限定ポイントですが)でまた税金が払える。これは税金の実質値引きです。

★寄附金限度額のシュミレーションは「ふるさとチョイス」がオススメ!!
ふるさと納税で大事なのは寄附金限度額の確認です。納税者の皆様それぞれで収入額・扶養などの控除額が異なるため、最大いくらまでふるさと納税ができるのか、を知るのは大きなポイントです。限度額を超えて寄付をしてもそれは完全に自己負担になってしまいますので・・・
限度額算出には各納税サイトにシュミレーションがあり、大変ありがたいです。
ここまで「楽天ふるさと納税」で納税することをオススメしてきましたが、この限度額算出シュミレーションのサイトは「ふるさとチョイス」をおススメします。

まず、シュミレーションは簡易版ではなく詳細版をおススメします。限度額を誤って多く寄付してしまうとせっかくのふるさと納税が意味がなくなってしまいますので、キチンと源泉徴収票を用意してシュミレーションしましょう。
「楽天ふるさと納税」と「ふるさとチョイス」のシュミレーションを比較しますと
・「楽天」は所得控除額を自分で計算して入力するようになっており、源泉徴収票から数字を転記するだけで限度額を算出できない。
・「ふるさとチョイス」は源泉徴収票からの数字転記や家族の人数を入力するだけで控除額が自動入力され、非常に分かりやすい。
なお、今回定額減税が実施されたことによる、寄附金限度額への影響はありません。
「財務省HP 令和6年度税制改正の大綱」全体99ページにわたる大作ですが、6ページ(6)①に記載があります。気になる方はご参照くださいませ。↓
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2024/20231222taikou.pdf

お金がたくさん入ったときほど、貯めるか使うかをよく考えなければなりません。まず支払うべきものを支払い、本当に必要なものを購入してから、残ったお金をどう貯めるか、使うかを考えましょう!!
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